予防歯科 /
- Q
- つまようじ法の特徴について教えてください
- A
-
つまようじ法とは、つまようじのように歯ブラシの毛先を歯の間に入れることによって、歯ぐきのマッサージと歯垢除去を行うブラッシング法です。つまようじ法を行うことによって歯周病の予防、治療に効果があると示されています。つまようじ法の5つの特徴は以下の通りです。
特徴1:つまようじ法の気持ちよさが歯磨きのモチベーションになります。
患者さんをつまようじ法でブラッシングすると、気持ちいいという答えが76%の方からありました(口腔衛生会誌, 2002年)。つまようじ法で歯と歯の間に歯ブラシの毛先を通すという感覚は非常にインパクトが強く、驚きとともに爽快感を味わって頂けます。
特徴2:つまようじ法による歯のぐらつき(動揺歯)の改善
動揺歯を有する歯周病の患者さん20人につまようじ法で術者磨きと歯磨き指導を行ったところ、初診時に横から平均101gの力で押すと動揺し始めていた歯が2週間で141g、4週間で147g、8週間後で157gの力までかけないと動かないくらい揺れが改善しました(日本歯周病学会雑誌 1987年)。
特徴3:つまようじ法による口臭の改善
岡山大学の調査では、口臭の原因とされている揮発性硫黄化合物の濃度がつまようじ法を7回行うことによって250ppbから59ppbに減少しました。なお、そばにいる人が口臭を感じる濃度は100ppbといわれていますので、口臭は改善するといって良いかと思います。
特徴4:ブラッシングのマッサージ効果
犬を用いた実験ではブラッシングすると正常な歯ぐきの細胞が2倍に増え、炎症を引き起こす細胞が半分になったという報告があります。つまり、歯周病はブラッシングによる歯ぐきのマッサージがとても有効であることがわかりました。
特徴5:歯ブラシで一本で歯周病を改善
つまようじ法は通常の歯磨き法とフロスの組み合わせよりも有効で、歯磨きに要する時間も短時間であることが報告されています(口腔衛生雑誌 1990)。
このようにつまようじ法は歯と歯が磨ける爽快感とマッサージ効果によって歯ぐきが強くなるという特徴を持ちます。歯周病予防ができ、一生ご自身の歯で食事ができるようになるため、つまようじ法を取り入れてみませんか?
当院では無料で指導を行っておりますのでお気軽にお越し下さい。


