大津京おおくぼ歯科医院では「歯」に関する様々な情報・ご質問を随時更新しております。

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予防歯科 / 歯周病 /

Q
「菌活」という言葉が話題になっているのはご存知ですか?
A

「菌活(きんかつ)」という言葉が話題になっているのはご存知ですか?

 乳酸菌やキノコなどの菌類を体に摂り入れて、健康や美容に生かす「菌活」が、女性を中心に広がっています。菌活サークル等というものもあるそうです。

 一般に健康な人の腸内では「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の割合が2:1:7と善玉菌優勢で存在している事が理想的とされています。日和見菌とはその字のごとく、その時に優勢な方に変化してしまう菌。例えば不規則な生活が続いて悪玉菌が増えてくると、日和見菌たちは、悪玉に変化してしまいます。腸内環境をよく整えるためには善玉菌を優勢にしておくことが大切です。だから菌活が重要になってきます。

 菌活のなかでも代表的な菌が、乳酸菌とビフィズス菌。今はスーパーに行くと、いろんな種類のヨーグルトがあります。右図のように、数字、アルファベット、さまざまなものが書かれていますが...実はこれ全て菌の名前です。それぞれ違った機能、特徴を持っています。例えばガセリ菌SP株は、内臓脂肪を減らす効果、BB536は、大腸がんを抑制する効果があるとされています。

 「L8020乳酸菌」。これは、虫歯菌や歯周病菌を退治してくれます。この乳酸菌を虫歯菌の中においてみると...周りの虫歯菌が死んでいます。実験で2週間食べ続けた人は、口の中の虫歯菌が80%減少しました。この乳酸菌を見つけたのは、広島大学の二川浩樹教授です。8020乳酸菌という名前には、「80歳になっても自分の歯を20本以上残して欲しい」という願いが込められているそうです。

 常に人の身体に有用な働きをする善玉菌を優勢にし、有害な働きをする悪玉菌を劣勢に保つことが、私たちの快適な暮らしを守る上で大切な事であると言えます。

 菌活を簡単にはじめるには当院で販売しているプロデンティスが最適です。プロデンティスはあのファッション雑誌のan・anにも取り上げられました。虫歯・歯周病にも効果があるとされています。