2023.12.17
超音波アドバンス!
こんにちは🕊
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先日、超音波アドバンスセミナー、分岐部病変対応編というセミナーを受講させて頂いたのでお話していきます!
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前回のベーシック編では超音波スケーラーの仕組みであったり、チップの種類、当て方、力の抜き方など相互実習を通じて基本的な部分をたくさん教えていただきました!
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この部分は臨床でも実践できていると感じることが増えてきました。
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今回は歯周病の状態が重度、歯根の部分の周りの歯槽骨に炎症が起きており、歯周ポケットが深くなっている場合の対応について学びました。
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このような炎症が強い歯の場合かなり歯が揺れているため、本来なら抜歯になってしまいますが、外科処置ができない患者さんもいらっしゃるため、自然に抜けてしまうまでのメンテナンスとしてどのように対応するかが重要になってきます。
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根分岐部に用意されたチップがこちらです!
凄い形してますよね……
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一番左にあるHY1、H3のチップはよく使うため見ると安心します、、
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SRP用チップが下の列の5つ、
メンテナンス用チップは上の列の3つになります。
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これは何が違うかというと、細さです!メンテナンスの方は深い歯周ポケット内の洗浄がメインになってくるので痛みを与えず麻酔なしでも触れるメリットがあるとのことです!
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細い分チップの消耗は早いのでここぞという時に使うのがいいとおっしゃっていました。
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模型実習ではこの8種類のチップを試しながら練習しました!!!
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下の段の左から2番目のHLM3というチップは少し長めに作られていて扱いやすいかなと感じました。
他の種類も試していきましたが、分岐部への対応なので本当に難しく苦戦しました…
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超音波スケーラーは手に力が入ってしまうと振動を邪魔してしまうので力は抜いて、固定は口腔外で長くハンドピースを持つと良いと教えていただきました。
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HY1でもほとんどの部位は触れるためまずは苦手意識の少ないチップでメンテナンスをしていき、少しでも長期的に歯を維持できるようにしていきたいと思いました!
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院長ありがとうございました!
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最後まで読んでいただきありがとうございました☺
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