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2023.05.20

接遇講師②

 

こんにちは!🐿🐿🐿🐿🐿

 

 

前回に引き続き、講師として新人スタッフに接遇講義を行った話をさせていただこうと思います!

 

 

今回は講義二日目!

みんな大好き(?)「敬語」のお時間です!!!!!😁

 

 

資料や教材を持ち込みすぎて講義用テーブルの上や周辺をまんべんなく散らかしておりますすみません😂

 

 

敬語は接遇講師育成塾を受講する中で久しぶりに学び直しましたが、やっぱり社会に出て何年経っても敬語は奥が深くてむずかしいなあと感じました

でも面白いんですよね 言語学習って終わりがないから楽しいんだなあと久しぶりに勉強する楽しさを思い出しました

 

 

今回はスライドではなくテキストを作って配布しました!

 

 

 

尊敬語、謙譲語、丁寧語(+美化語)で構成される敬語ですが、改まってその一つ一つを解説しようと思うととっても難しい!😂

講師である自分自身がしっかり敬語を理解していないと途端に説得力がなくなるので事前準備などめっちゃ真剣にしてました…笑

 

 

必死に説明してる様子が感じられる一枚です

 

 

特に使い分けがややこしい謙譲語と尊敬語においては、

 

・登場人物の中でまず上下関係を考えること(私と院長の二人の場面なら院長が上、私と院長と患者様の三人がいる場面なら患者様が上、など…)

・上になる相手が主語となる場合は、相手を高める敬語(=尊敬語)を使う

・下になる自分(または仲間)が主語となる場合は、自分を下げて謙る敬語(=謙譲語)を使う

 

が使い分けのポイントです!

特に登場人物が複数人いる場合は上下関係がごっちゃになりやすいので注意が必要ですね😃

医院内だけの話であれば院長を上にするのが正解ですが、そこに患者様や外部の方が絡んでくる場合は外部の方が上下関係の上にきて、院長やスタッフは同等(仲間。身内)となるわけです

 

なので、患者様に向けて「先生がチェックにいらっしゃいますのでお待ちください」と言うのは誤りです!(「いらっしゃる」はこの場合院長を高めてしまう尊敬語です)

ついうっかり無意識に使ってしまいやすい言い方なので注意が必要です…!

この場合、謙譲語で「先生がチェックに参りますのでお待ちください」と言えると素晴らしいですね☺

 

 

自作テキストのほかに、フリーで提供されている初心者向け敬語ドリルや、ビジネス敬語ドリルなども用いて二人に解いてもらい、一緒に答え合わせをました😃

 

 

他にもかなりの人が躓いてしまう「二重敬語」などの話もしました!

おっしゃられる、お越しになられる、お掛けになられる、拝見させていただきました、などなど……

不必要に同じ種類の敬語が連続して使われているのが二重敬語で、過剰表現となるため使用は避けておきたいワードです

 

これはベテラン社会人でも無意識に使ってしまっていがちなNG敬語なので私自身日々意識しているところです…😂

 

 

新人の二人も頭を悩ませながらもたくさん質問してくれて、みっちり学んでいただいた第二回講義でした📚

 

 

余談ですが、本来NG敬語とされてきた歯科現場で頻出する「痛み」に「お」を付けた「お痛み」というワード、時代変化で今では市民権を得ているためNG敬語ではないようです!こういった変化が起こるのが言語っておもしろいなと思わせてくれることの一つですね~

ですが当院においてはNGワードの一つなので、今後も引き続き使用は控えましょう🚫

 

 

次回のブログで講義最終回の様子をお届けします!

では!🐿🐿🐿🐿🐿