2023.05.14
プロービングセミナー
こんにちは🕊🕊🕊
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今回は「プロービングセミナー」に参加させていただきました!基礎を見直して自信をもって臨むために講義と実習を受けました☀️
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プロービングは歯周病の検査で用いられるものです。得られる情報として、
✤計測
歯周ポケットの深さ、歯肉退縮の測定、付着歯肉幅の測定、歯肉の厚さ
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✤触診
歯石の探知、出血などの炎症の程度、ポケット底の抵抗性、歯根面の解剖学的形態、根分岐部の位置や形態
が上げられます。
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検査の時はこの計測と触診を分けて考えることが重要になるとお話されていました。
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学生の頃に習ったプローブは25gの力で挿入すると習いましたが、その力で入れてしまうと歯肉炎、歯周炎では付着している部分にまで入ってしまうため痛みを与えてしまう原因になります。
とにかく押さない!0g!根から先が離れない!というのが大事です。
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プラークにより歯肉が炎症を起こしている場合、ポケット底がわかりにくく抵抗性がないため患者さんが痛みを感じたところで付着部分を触っているという意識を持つことが検査をする上で見ていくところかなと思います。
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挿入角度は歯軸と平行にすると先が根面から離れるため、根尖に向けて入れていきます。
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歯周病の検査をしたあとにどの部分に出血があったかという結果を聞かれることがあると思いますが、これはプロービング時に出血がある部位はポケット内に炎症が存在しており、歯周病が進行、再発する確率が高い場所ということです。
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なので歯医者さんで歯周病の検査をしたあとは歯周病がどれだけ進行しているか数値で確認したり、出血部位をお伝えしてしっかりとお口のケアをしていただけるようにお話をしています。
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すぐに出血してくる部分はプラーク、細菌由来のものですが、あとからじわっと出血が見られる場合は力、咬合力という外傷の疑いがあげられます。
その部分も含めて口腔内の状態を知っていくことが大切だと感じました。
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実習では人工歯石を使ってプローブの先から歯石を感じる練習、やすりを先で感じ取り4つ粗い順番に並べたり、おはじきを使ってくぼみを探知したりしました。
先が離れてしまうだけでなにも情報が得られないことと盲目化での難しさにもっと技術面で成長できるように頑張ろうと思いました。
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院長、ありがとうございました!
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最後まで読んでいただきありがとうございました☺
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