2022.08.20
子どものお口の機能発達について
こんにちはー!
ひさしぶりにセミナーを受講したので
私のお勉強に少しお付き合いください( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
今回は口腔機能発達不全症についてです♪
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◎まず、口腔機能発達不全症とは何か!ですが
18歳未満が対象となり、
障がいがないのにも関わらず、
食べる、
新しい疾患が出来たのではなく
子どもたちの現況に対して病名が付き
公的保険で対応が可能になったもの。
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☆小児期に適切な口腔機能を獲得できていなければ、
→乳幼児期、学童期にしっかり口腔内の筋力UPを図ることはすご
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◎口腔機能発達不全症に当てはまらない
小児の接触嚥下障害の原因疾患
1.未熟性(低出生体重児、早産児)
2.解剖学的な構造異常
(口蓋裂、喉頭軟化症、食道狭窄症など)
3.中枢神経、末梢神経、筋障害
(脳性麻痺、染色体異常、筋ジストロフィー症など)
4.咽頭、食道機能障害
(輪状咽頭筋機能不全、食道無弛緩症)
5.精神、心理的問題(摂食障害、景観依存症など)
6.その他(口腔乾燥症など)
→1〜6に当てはまらず、
食べること、話す事に困り事がある子どもが
口腔機能発達不全症の対象になる!!
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*例えば
→『食べるのに時間がかかってしまう、、』
考えられる問題点を挙げてみると、
○形態的問題
1.健全な歯
(虫歯があり食べにくい?食べられない?)
2.歯数
(年齢でみて歯の数は揃っている?)
(萌出遅延はない?)
→食べられるもの・食べ物の大きさを
年齢だけで判断・選択するのは
歯の萌出状況によって、
生えている歯の数によっても
食べにくいものがある!
3.噛み合わせ
(噛み合わせが悪いとしっかり噛めない
食べ物を噛み潰すのに時間がかかる事もあ
る)
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○機能的問題
噛むのに関係している筋肉がバランス良く
動いているか。
→口が常に開いている(口唇閉鎖不全)
☆3人に1人の子どもは口をポカンと開けてい
る!!!
口の周りの筋肉の筋力が足りないなど
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○意欲的問題
食べたい気持ちがそもそもあるか。
→生活リズムが崩れている。
(寝る時間、起きる時間が遅い)
(ご飯以外に興味が向いている)
(間食などでそもそもお腹が減っていない)
↑
全てに当てはまる訳ではないが
『食べるのに時間がかかる』だけでも
これだけの原因が考えられるのです!
単に食べてくれないのではなく
食べるための機能が十分に発達していないのかもしれません。
一度歯科医院へ行き、原因を見つけてもらうのも1つの方法かもしれ
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◎歯並びが悪くなる口腔習癖
・吸指癖(常に指を吸っている)
→開咬の原因に。
(上下の歯を噛み合わせても前歯
に隙間ができ上下歯が接触しない)
・咬爪癖(常に爪を噛んでいる)
→交差咬合の原因に。
(本来なら上の歯が下の歯を覆うのだが
上の歯の一部が下の歯の内側に
入ってしまう)
正中離開
(歯と歯の間に爪を入れるため
隙間があいてしまう)
・咬唇癖(常に下唇を噛んでいる)
→上顎前突の原因に。
(前歯が出っ歯になりやすい)
過蓋咬合の原因に。
(上下を噛み合わせた時に噛み合わせが深く
下の歯が見えない)
・舌突出癖(常に上下歯の間に舌を入れて
突出させている)
→開咬の原因に。
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◎歯並びが悪くなる口腔習癖(態癖)
・口唇閉鎖不全(口が開いている。お口ポカン)
・口呼吸
・低位舌(舌の位置が常に下に下がっている)
・誤った食べ方、飲み方、飲み込み方
・悪い姿勢(頬杖なども含む)
・睡眠態癖(うつ伏せ寝、横向き寝)
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歯並び、噛み合わせには様々な要因が
関わっています!
☆“いつもの癖“が将来の歯並び、
癖を治すのはとても大変なことです、、
すぐに治るものではないし治すためには時間を要します。
お子さんの習癖はなるべく早く見つける事がすごく大切になってい
.
文字ばっかりになってしまい読みにくくてすいません(O_O)
これを読んで少しでも当てはまる事があれば
歯医者へ受診してみて下さい!
お子様の将来の歯並びが変わるかもしれません╰(*´︶`*)╯
(※全ての歯並びの原因が習癖とは限りません。遺伝せいのもの、
気になる事があれば歯科医院への受診をおすすめします!)
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長くなりましたが今回はこの辺で!!
次はお家でできるトレーニング方法について
お話させて頂きます♪