2022.08.20
Webセミナー1.
先日、WEBセミナーを受けさせてもらいました!今回のお題は、「悪習癖と呼吸」についてです。主に子供さんの日頃の癖で起こってしまう、歯列不正について学びました!
子供さんに多い癖は、主に5つ!
①指しゃぶり!これは、診療時もなかなかやめれないと親御さんから相談されることが結構あります。
指しゃぶりをすると、、、
上の歯が前に引っ張られるので、「上顎前突」(出っ歯)になったり、「開咬」(上下の歯を噛み合わせた時に、隙間が空いてうまく噛みきれなくなったりします)💧

②唇を巻き込む癖
下の唇を噛む癖があると、上の前歯が前に押されるので指しゃぶりと一緒の原理で、「上顎前突」になったり、「開咬」になったりします。

③爪を噛む癖
爪を噛む向きによって歯列不正が変わってくるんですが、横に爪を噛んでると「開咬」になって、爪を縦向けに噛むと「正中離開」といって上の前歯の真ん中の歯に隙間ができてきてしまいます💧

④舌を前に出す癖
ダウン症の方に多いようで、口の周りの筋肉や唇の筋肉、舌の筋肉が弱いことや舌が大きいことで引き起こりやすいみたいです。
舌が出ていると次第に「開咬」になりやすいようです。

⑤最後がお口ぽかん癖
これもお子さんに多いですよね!
口呼吸を続けているとじつは、
口の周りの筋肉が低下して、舌を出すようになってしまいます。そうすると、先程の舌を出す癖と同じように、「開咬」になったり、
口の中が乾燥するので、歯茎が赤く腫れやすくなったり、虫歯になりやすくなってしまいます💧
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こんなちょっとした癖で口の中にいろんな影響を及ぼしてしまうなんてびっくりですよね!一回あたりにすると少しの力でも持続して続けると大きく変わってしまう、、怖いですね、持続する力って色んな意味ですごい、、!
もしお子さんでこんな癖があるなら、声かけから初めて見てください。「その癖を続けていると、こんなお口になっちゃうよ~」というように。お子さんの気持ちの変化が大事なので、なかなかやめられないかもしれませんが、あきらめないで声かけを続けるようにしましょう~
セミナーを通して、日頃の診療の際、親御さんに何かいつもやってる癖はないかなど聞いたり、
診療中も子供さんの癖などを観察して早期に見つけてあげることが大切だなと学びました!
次のブログでは、訓練方法をいくつか教わったので、紹介したいと思います!
*資料は、セミナーのレジメ参照
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