2021.12.19
本②
こんにちは🐿🐿
前回に引き続きまして、最近買った本の中から特に面白かったを紹介しようと思います!📖❤
今回紹介させていただくのは「認知症世界の歩き方」です!
かなり目を引くタイトルではないかなと思いますが、私もたまたまSNSで紹介されているのが目に入り、タイトルとテーマに興味を惹かれて先日購入しました
タイトルの通り、この本は【「認知症のある方が生きている世界」を実際に見られるように。】をコンセプトにして作られています
カバーにも書かれているのですが、この本は巷によくある医療従事者視点や介護者視点の難しい内容の本ではなく、認知症の方「本人」の視点から見た、認知症で生きる世界の見え方を懇切丁寧に・分かりやすく書かれている非常に面白い本です📚
認知症世界を読者に捉えやすくするために、認知症を不思議な一つの島とし、そして認知症として表れる様々な症状を島の各地に存在する不思議スポットとして紹介しています
この世界設定の仕方がまためちゃくちゃわかりやすいんです!
この島を訪れた旅人が、島の各地を巡る度に不思議な物事(=記憶のトラブルや空間・時間認知のトラブルなど)に遭遇していく内容なのですが、各項目に実際の認知症の方の体験談と解説が掲載されていて、こういう時に認知症の方にはこんな風に世界が見えているんだなとか、そしてそれはこういう理由でそう見えてしまうんだなというのがスーッと頭の中に入ってくる感じにとても上手にまとめられています!!☺
ていうかそもそもアイコンや書体、配置などのデザインも非常に見やすく考えられた仕上がりになっているのでそういうところもすごく好きです
私の近親者には今現在認知症がある人はいませんが、祖母や親、もしくは自分自身がこの先いつ認知症になっても何もおかしくはないので、認知症というものに対して以前からずっと興味というか関心がありました
時間がわからなくなるとか、勝手に出歩くとか、家族のことを忘れてしまうとか、そういった漠然とした話はよく耳にしては来ましたが、それがなぜ起きるのか、そしてそれは認知症の人本人はどう見えてどう感じているのか
それこそが本当に得たかった認知症の知識だったので、この本に出会えてよかったな~と思いました!
めっちゃ読みやすいので老若男女問わずおすすめの一冊です☺
興味があれば是非お読みになってください~
ではでは!🐿🐿