2021.03.20
歯科と全身疾患との関係2
こんにちはー!
最近セミナーのことしかあげていないーと自分でも思っていますが、、
この時期本当に外へでておらず、、
早く何を考えずに遊びに行けるようになってほしいなーと思っております🙄
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はい、今回も前回の続きです。
前回から歯科と全身疾患の関係というセミナーを受けたのでその内容について書かせて頂いております🐥
前回は高血圧についてを書きました、、
今回は心疾患のことについてです😂
学生時代に戻ったみたいな気持ちになりながらセミナーを受けていました😛
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ではさっそく、、
*虚血性心疾患
1.狭心症
(冠動脈が狭くなり、心臓への血液の供給が少なくなっている)
2.心筋梗塞
(冠動脈が完全につまり、心臓の筋肉細胞が死んでしまう)
1.狭心症の症状
胸が締め付けられるような痛み
冷や汗が突然出る
数分から15分くらいの発作が続く
安静、薬の使用で発作は収まる。
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2.心筋梗塞
胸が締め付けられ痛みが続く
冷や汗がひどくなり、意識を失うこともある
30分以上の発作がつづく
安静、薬の使用では発作は改善しない
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治療
1.薬物療法
・硝酸薬(ニトログリセリン)
・β受容体遮断薬(心臓の仕事量を減らす作用)
・カルシウム拮抗薬(心拍数を減少させる)
・抗血栓薬
抗血小板薬(バイアスピリン)
抗凝固薬(ワーファリン)
→長期服用していると止血しにくい、、
しかし、不用意に抗血栓薬の内服中断の指
示は危険!
抜歯などの観血処置の際には、局所的な止
血処置で対応。(縫合、電気凝固など)
SRPの際も止血確認大切!
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2.冠動脈形成術(カテーテルを用いた手術)
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3.冠動脈バイパス手術
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・診療上の注意点と対応
1.疾患についての重症度を把握する。
狭心症、心筋梗塞の発症時期と程度
通院、投薬状況、検査データ、手術の有無、
ペースメーカー、埋め込み式除細動器の有無
ニトログリセリンを持っているかどうかなど。
※心筋梗塞発症後6ヶ月以内のかたには、
再梗塞の可能性が高いため、この期間の歯科治療は原則禁忌!!
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・診療中に胸部不快を訴えた時の対応
直ちに歯科治療を中止して、静かに横になり楽な体制を取らせる。
必要時には酸素投与を行い、バイタルサインをチェック。
歯科医師によりニトログリセリンを投与する。
改善が見られない場合は、すみやかに医科の主治医へ連絡し指示を仰ぐ。
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今回も難しい内容となってしまいました😂😂
ですが、医科と歯科の連携は本当に大切なんだなと思いました🤭
口腔内だけを見るのではなく、身体全体に配慮して診療を行わないといけないんだと改めて学びました!!
今回で歯科と全身疾患の関係の中の
高血圧と心疾患が終わりましたので
次回で最後のとなります🤭🤭
興味があればちらっと覗きに来てください😛
ではこの辺で🐶
☀️☀️☀️☀️