2016.07.19
中国茶と英国茶
こんにちは!上西です(^-^)/.
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先月、お友達に誘われて本格的な中国茶が楽しめるカフェに行ってきました!
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大阪にある「可笑的花」さんです。
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ずらりと並ぶメニューたち…聞いたことのあるものから全く初めて目にするものまで豊富なラインナップでした。
私を含め、我々のグループはみんな本格的な中国茶に馴染みがない人間ばかりだったので、説明文を読んでもなかなかどれがいいのか決められず…(中国茶といえば漢方に近い味なのではという勝手なイメージがあったので、お茶選びに失敗すると完飲するのが大変だろうなあと悩みに悩んでいました…)
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うんうん唸っている我々を見かねたのか、店主さん(失礼すぎますがこれまた私の勝手な偏見で、人生の酸いも甘いも経験されつくした寡黙な年配の方を想像していたのですが、溌剌としたお若い女性の方でした)が懇切丁寧に茶葉一つ一つの味や特徴、効能などを説明してくださいました…やさしい……。
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吟味した結果選んだのは、「信陽毛尖(しんようもせん)」と「鉄観音(てつかんのん)」という茶葉。
値段だけ見ると高!という感じではありますが、一つの茶葉から10煎以上は余裕で飲むことができるので、お茶だけでお腹いっぱいになるまで味わうことが出来ます。友達数人とシェアすればそこまでお高くもありませんからね(^-^)
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まず出されたのは信陽毛尖。
玉露や煎茶に近い、非常に繊細な味わいなんだそうで、他の茶葉を先に味わうと信陽毛尖本来の風味がわからなくなってしまうからとトップバッターで出てきました。
テレビで目にしたことのある道具達がたくさん登場(*´ ? `*)鮮やかな手さばきに感心しっぱなしでした。
使用する茶器の種類、色、形一つ一つに意味があるそうで、それも丁寧に教えてくださいました。考えていたよりもめちゃくちゃ奥が深いぞ…。
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一煎目の信陽毛尖が出来上がる頃には、お店の中には甘くも香ばしい茶葉の香りが広がっていました。
口に含んでみると、我々に馴染み深い日本茶のような、本当に玉露などを彷彿とさせる柔らかくて優しい甘みのあるお茶の味がしました。
こ、これは飲みやすい…!みんなで感動しながら美味しくいただきました。
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続いては鉄観音。
茶器の蓋をわずかにずらせて茶器と蓋との隙間からお茶を淹れるという変わった淹れ方…。
店主さんにお手本を見せていただき、二煎目からは自分達で淹れさせてもらいました…!
私もさせてもらいましたが、蓋に人差し指を上手く引っ掛けられず凄くプルプル震えながら淹れる羽目になりました…笑
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お味は烏龍茶をもっとまろやか??に優しい風味にしたような、一口飲むと思わずほっと一息ついてしまうような落ち着ける味でした。
店主さんの淹れたお手本のお茶は全体にほのかに甘みのある整った美味しい味。
そして私が淹れたお茶は、全体にスッキリとした味で後にふわっと甘みがくる(友人談)。
友人1が淹れたお茶は、スッキリサッパリとした味。甘みはほとんど感じられない。
友人2が淹れたお茶は甘みが強く、スッキリとした感じはない。
…とこんな感じで、同じ鉄観音でも淹れる人によって味が全然変わるんです…!!凄くないですか?!(° ° )
器に注ぐタイミング、空気の入れ方など様々な条件の違いがお茶の味を変えるそうです。
めちゃくちゃ面白いなとテンション上がってそのあとひたすら皆んなで淹れては飲み比べてを繰り返してました笑
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そして、このお店ではなんと本格的な英国茶も楽しめるということで、ミルクティーとスコーンも注文しました!
これがまためちゃくちゃ美味しくて感動しました!!(;;)ティーカップも可愛いんだこれが…! スコーンもサクサクで濃厚なバターの風味が強くてすごーーーく美味しかったです!
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固定概念で今の今まで避けていた中国茶ですが、こんなに美味しいのならもっと早く出会いたかった!とまで思わせてくれる素敵なひと時でした…。
みなさんにも是非一度お茶を楽しんでいただきたいです(^-^)/ここの店主さん、相当な中国茶の知識とこだわりをお持ちの方なので凄く勉強になりました…!
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ではでは最後まで読んでくださってありがとうございました??!上西