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2015.09.19

読書の秋(1)

さてさて今回は、読書の秋ということもあり、私のお気に入りの本を紹介していきたいと思います。

まず、1冊目は宮下奈都さんの「太陽のパスタ、豆のスープ」を紹介します。

  

題名と表紙を見ると何だか美味しそうだなと思う方もいるかもしれませんが、お料理メインの本ではありません。(途中、お料理もでてきますが...。)

主人公の女性が結婚目前で婚約破棄されてしまうところから話は始まります。そして叔母さんにあたる人物に「やりたいことリスト」を書きなさいと言われ、そこから1人の女性が強く生きていける「自分」を探していくという内容でした。

「私が選ぶもので私はつくられる。」という一文があったのですが、とても共感できました。自分が選んだもので自分がつくられている、ほんとにそうだと思います。自分が元気に楽しく生きていけるものを選んで、これからも過ごしていきたいなとこの本を読んで感じることができました。

2冊目は、宮部みゆきさんの「かまいたち」です。

  

題名と表紙から感じ取っていただけたと思いますが、この小説はちょっと怖?い感じの短編時代小説です。サスペンス色が強いです。おもしろすぎて寝るのを忘れるくらいです。ぜひ、色んな方に読んでほしいです。

代表作のかまいたちをはじめ、他にもお話が幾つか入っているのですがその中でも私はやっぱりかまいたちが1番好きです。

私が宮部みゆきさんの小説に出会ったのは小学校の頃でした。祖母の家に転がっていた本がたまたま宮部みゆきさんの「我らが隣人の犯罪」という小説で、最初はなんの気なしにぱらぱらとめくっていたんですが、気がつくともう宮部みゆきワールドから抜け出せなくなっていました。

皆さんも、秋の夜長にぜひ読書を楽しんでください( ´ ▽ ` )

naito