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重森三玲旧邸

こんにちは！上西です！！

先日、お庭好きの友人に誘われて、京大近くにある重森三玲氏の旧邸を見学してきました！

昭和を代表する庭園家・重森三玲といえば、東福寺の方丈庭園や光明院庭園などが有名ですよね！(*´ ? `*)私も方丈庭園の市松苔がめちゃくちゃ好きだったりします??

 今回お邪魔した旧邸は、元々吉田神社の社家として名高い鈴鹿家の邸宅であったものを、昭和18年に重森三玲が譲り受けたのだそうです。

残念ながら旧邸の全体写真は禁止されており撮影出来ませんでした…。

ちなみに主屋が1716-35年頃、書院が1789年と伝えられる江戸期の建物だそうで、現在の旧宅はこれらの建造物のほか、重森三玲が新たに自ら設計して建てさせた、二つの茶席と、自作の書院前庭や茶庭、坪庭がつくられており、新旧融合の特殊な場と言えます。この旧宅は現在、吉田神社界隈で、格式ある社家建築の趣をつたえるほぼ唯一の遺構であり、その文化財的価値は貴重なものと言われ、書院、茶室・無字庵は国の登録文化財になっているそうです。
 旧邸見学がスタートすると、案内役の方がお庭の成り立ちなどを事細かに説明をしてくださるので、ふんふん頷きながら皆で静かにお庭を眺めました。

  

↑書院前の庭(１９７０年作)は、中央に蓬莱島、東西に方丈、瀛州、壷梁の三島を配した枯山水庭園。

 ↓こちらは茶室・好刻庵とその茶室側から見たお庭の眺めです。(茶室はこの襖側のみ撮影が許可されていたので、全貌は撮影できませんでした；；公式HPには茶室その他諸々の写真が掲載されているようなので、気になられた方はそちらをご覧ください)   

 個人の旧邸とあって見学可能範囲は決して広くありませんでしたが、見所は十分あり一つ一つじっくり時間をかけて眺めました?(* ´?` *) また、案内人さんも気さくな方で、質問すればなんでも丁寧に答えてくださいました！ありがとうございます！

心静かにお庭を眺めるひと時にとても癒されました?！お庭好きの友人も大満足だったようです?  機会を見つけて、また重森三玲氏のお庭を眺めに散策したいですね??！流石にこのシーズンの東福寺はキツイなと思いつつ…光明院の方は穴場的な感じでゆったり回れることが多いと案内人さんにお教えいただいたので、足を伸ばしてみようかと思います！

ではでは最後まで読んでくださってありがとうございました！！上西