予防歯科 /
- Q
- 漠然とした質問ですが、歯の予防というのはどんなことに気をつければよいのですか
- A
-
予防ということは歯科のみならず他の科(内科)などでもよく言葉がでてきます。また、最近ではヘルスプロモーションなどというちょっとおしゃれな言い方をする場合もあります。
予防の側面からいう歯科医療というものは、多くの場合歯周病と虫歯がターゲットとなります。そして虫歯や歯周病は悪くなる度に治療を繰り返していたのでは健康にプラスになりません。また、これらの病気は自然に治ることはありません。
虫歯や歯周病はお口の中の歯垢(細菌の集まり)によって起こります。ひどくなるかどうかは、生活習慣や体質によって決まります。ですから、原因をなくし、生活習慣やからだの弱点を改善することが本当の治療です。そうすれば、年をとっても歯で苦労する心配はないと思います。
ところが、困ったことに、歯の病気は悪化しなければはっきりとした症状が現れにくいものなのです。そして、悪くなってからの治療は治療回数、多少なりとも苦痛を感じます。病気を治しているというより、手直しをしているようなものなのです。
このため、私たちは健康を守り維持するために通っていただく診察作りを心がけています。健康を守り維持する受診では従来の歯の治療のような苦痛はありません。気持ちのいい専門家のケアを歯科衛生士が提供します。その際、日頃のセルフケアなどについても説明しますのでお気軽におたずね下さい。
ぜひ健康を守るかかり方をはじめませんか?