大津京おおくぼ歯科医院では「歯」に関する様々な情報・ご質問を随時更新しております。

よくある質問イメージ

よくある質問

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その他 / 予防歯科 /

Q
最近歯が痛くてかみ応えのあるのが食べられません。咬まないと色々なことに支障を来すようですが、どんなことがあるのでしょうか?
A

咬むことは良いことがいっぱい!です。

 咬むことは普段何気なく行っている行為ですが、咬むことはただ単に消化を助けるだけの物ではありません。実は今まで歯がなくて咬めなかった人が入れ歯を入れてしっかり咬めるようになったところ、「1年間歩けなかった人が歩けるようになるまで回復した」とか「ほぼ寝たきりだった人が散歩できるほど元気になった」というすばらしい効果が出ていることがわかっています。

咬むことが脳を刺激する。

 最近の研究では咬むことが脳を刺激していることがわかっています。その鍵を握っているのが、歯の根元にある歯根膜という組織です。この歯根膜は歯を守るクッションや歯にかかる力を感知するセンサーの役割も果たしています。このセンサーは脳神経にもつながっているため、咬むことで歯根膜が刺激されると、その情報が脳の中枢に送られ、脳が活性化することがわかっています。

良く咬むことで得られる良い効果は?

脳の活性化

良く咬むことで脳が活性化すると同時に運動、感覚、記憶、意欲などに良い影響を与えています。

ダイエット効果

ゆっくり良くかんで食べると、満腹中枢が刺激されて食べ過ぎを防いでくれます。また、体温が上昇してエネルギーも良く消費されることから、ダイエットにも効果的です。

虫歯、歯周病の予防

良く咬んで食べることで、唾液の分泌が促進されます。唾液には食べかすや細菌を洗い流してくれるので、虫歯や歯周病を予防してくれます。

リラックス効果

食べ物を良く咬んで味わうことで、リラックス効果が得られることが科学的にわかっています。