むし歯 / 予防歯科 /
- Q
- 暑いとジュースをよく飲みますが、どれくらい飲むと虫歯になるのでしょうか?
- A
-
虫歯になる可能性はpH(酸アルカリの指標です。低いと酸性、高いとアルカリ性です)と砂糖の摂取量の両方からいえます。
ちなみに歯はpH5.5くらいから溶け始めるといわれています。
つまりpH5.5より値が小さい物は酸性が強く虫歯になりやすいということです。
一般的な飲み物のpHは
pH2:コーラ、ワイン
pH3:食酢、スポーツ飲料
pH4: ヨーグルト、果汁ジュース、ビール
pH5.5:歯が溶け始める
pH6:お茶
pH7:水、牛乳 次に砂糖はペットボトル1本(500ml)あたり コーラ 角砂糖で14コ スポーツ飲料、コーヒー飲料 角砂糖で8コ 果汁ジュース 角砂糖で14コ お茶 なし という結果です。コーラはpHも高く、砂糖も多いので虫歯には天敵の飲み物です
では、どうすればよいかですが。飲んだあとには水やお茶で口をすすぐことや、2−3倍に薄めることも有効です。
また、フッ素入りの歯みがき剤も有効です。フッ素は再石灰化を促し、歯を丈夫にします。
夏はこのような飲料水を飲む機会が増えてきますが、注意してください。