むし歯 / 予防歯科 /
- Q
- 虫歯予防に気をつけることはなんですか?
- A
-
虫歯予防の方法の4つのポイントを説明いたします。まずはできるところから始めていただけるとよいかと思います。
ポイント 1 フッ素
フッ素には歯を強くする、効果があり虫歯予防には欠かせないアイテムです。お子様以外の方も歯周病で、歯ぐきが下がっている方にも歯の質の強化で有効です。
ポイント2 食事回数(ジュース、おやつなどの間食の回数も含みます)
食事のたびに、歯の表面が溶け出していることをご存じでしょうか。これを脱灰といいます。その反対に食後20~40分で唾液(ツバ)の働きで溶け出したカルシウムなどが歯に戻ってきますこれを再石灰化といいます。
食事をとると2~3分で歯垢(プラーク)の中は酸性になります(上図の赤い部分)(phが低くなる)。食べ終わってから20~40分間で唾液の働きによって歯垢の中のphが上昇し再石灰化が始まります。
左図のように3回の食事と1回の間食というような規則正しい食生活では歯が脱灰されている時間が短く、再石灰化される時間が長くなるため、むし歯になる可能性は低くなります。
つまり、だらだらと長い時間お菓子やジュースを口にすることが、歯に最も悪いと言えます。
また再石灰化に重要な役割を果たす唾液の分泌量が睡眠中は減るため、寝る前の飲食はやめましょう。(お茶など糖を含まない飲み物は歯を脱灰させないので大丈夫!)
ポイント3 キシリトール
ポイント4 定期健診
お子様の場合定期健診は3~4ヶ月で、虫歯のチェック、歯のお掃除、フッ素塗布を行います。必要であれば歯の細かい溝にシーラント(フッ素入り)を流して溝を封鎖します。
詳しくは院内の配付資料がありますので、お気軽にお問い合わせください