むし歯 / 予防歯科 /
- Q
- キシリトールと虫歯予防の関係について教えてください
- A
-
キシリトールの主な原料は樫などの樹木です。イチゴ、バナナなどの果実にも多く含まれています。虫歯菌の数を減らします。世界の虫歯予防先進国のフィンランドではこの方法で虫歯の数を減らしました。キシリトールのよいところは
・砂糖と同じくらい甘さがあるのに、砂糖と異なり、細菌に酸を作らせません。その結果虫歯を防ぐことができます。
・キシリトールの甘さで唾液がたくさんでるようになり、再石灰化が促進されます。つまり、歯が丈夫になることです。
・キシリトールには歯垢をサラサラにさせる働きがあり、ガムをかんだ後に歯磨きをすると汚れを簡単に取ることができます。
キシリトールは摂取後2週間から1ヶ月程度で効果があらわれ、その効果を持続させるためには、1~2年の摂取が必要とされています。しかし、その後摂取をやめても3~5年間は効果が持続すると考えられています。効果を高めるために、キシリトールガムは100%のもの、少なくとも50%以上のものお使いください。
詳しくは院内にパンフレットがありますので、こちらをご参照ください。