大津京おおくぼ歯科医院では「歯」に関する様々な情報・ご質問を随時更新しております。

よくある質問イメージ

よくある質問

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むし歯 / 予防歯科 /

Q
もしも唾液がなかったら?
A

口の中にあって当たり前のだ液。もしもだ液がなくなると?

 

食事がおいしく感じない。

「ひと口噛む毎に、口のなかに味が広がる」このような繊細な変化を楽しめるのは、実はだ液のおかげ。だ液が食べものと混ざり合うことによって、舌が味を感じやすくなるのです。さらに、食べものを上手に飲み込めるのも、だ液に「お口を潤す」という力があるおかげです。もしもだ液がなかったら、何を食べてもパサパサして味の無いクラッカーを食べているような感覚になってしまうことでしょう。

 

すぐ虫歯になる。

だ液には「歯をむし歯菌から守る力」もあります。歯の表面についた汚れを洗い流し、さらには「むし歯菌によって溶かされた歯を修復する」という重要な働きも。もしだ液がなかったら、あっという間にむし歯になってしまいます。また、だ液には「抗菌作用」が含まれており、インフルエンザなどの予防にも効果のあることがわかっています。

 

え。だ液ってこんなにでるの?

なんと、だ液は1日に1~1.5リットルもの量が分泌されます!しかし、この量は加齢や生活習慣などによって減少し、豊かな食生活が失われ、むし歯や歯周病・感染症のリスクが高まってしまいます。そこでおすすめしたいのが『パタカラ体操』です。継続して行えば、お口の周りに筋力がつき、だ液がしっかり分泌されるようになります。

お食事の前に行うと、より効果的です。とても簡単な体操なので、ぜひ空いた時間にチャレンジしてみてください。