大津京おおくぼ歯科医院では「歯」に関する様々な情報・ご質問を随時更新しております。

　今月１４日はバレンタインデーです。有名な義理チョコをはじめとして、近年はチョコレートを女性同士で贈り合う友チョコ、男性から贈る逆チョコなどがあるそうです。皆さんご存じでしたか？そこでチョコレートを食べても、虫歯にならないようにするポイントについてお話ししたいと思います。大事なことは時間をかけて食べないこと、寝る前に食べない、歯にくっついたままにしない、寝る前の歯磨きは念入りにすることです。このことから、理想的なチョコレートの食べ方は食後に食べ、その後間食しないことです。また、夕食後に食べることを避けたり、食べた後は唾液（虫歯でわずかに溶かされた歯を修復してくれます：再石灰化）をお口の中に十分に満たしたりといった工夫も有効です。ポイントはチョコを食べた後、虫歯菌が出す強い酸によって溶かされた歯の修復時間を十分確保することです。お口の中の唾液量が多い方が、虫歯になりにくい環境を作ってくれます。

　最近、キシリトールを使用したチョコレートもあります。だから、歯に安心、安全なチョコレートと言えるのです。つまり、通常のチョコなら虫歯のリスクがありますが、このチョコはかえって虫歯を予防してくれるのです。私も食べましたが、歯につかなく甘み控えめでとてもおいしいです。詳しいことは院内掲示しておりますので一度ご覧になってください。バレンタインデーには試食もしていただけるようにしますので、興味のある方は一度トライしてみてください。