その他 / むし歯 / 予防歯科 /
- Q
- 4歳の子供です。一番奥の歯が白濁、または黄色く変色しています。何かの病気でしょうか?
- A
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エナメル質形成不全と思われます。
エナメル質形成不全は、エナメル質の形成時期または発育時期に何らかの局所的、全身的障害が加わって生じるもので、乳歯、永久歯ともに発症します。1歯の一部に現れるものから全歯に現れるものまで多様です。
これらの変化の現れ方は障害を受けた歯胚の発育時期、障害の種類、強さなどによって異なり、エナメル質の発育の初期であればあるほど、また、障害が強いほどエナメル質の変化が著明に現れるといわれています。一般に肉眼的に明らかなエナメル質形成不全は、永久歯では10%程度、乳歯ではそれより少ないといわれており、障害が軽い場合には、エナメル質に限局性の白斑や小窩を生じ、障害が強くなると、エナメル質の表面に環状の凹窩、溝、不規則な欠損を生じ、エナメル質の大部分が形成されないこともあります。
高度の場合には、象牙質が露出して黄色を呈していることもあります。エナメル質形成不全歯は外観が悪く、齲蝕にかかりやすいので、多くの場合、歯冠修復処置がおこなわれることが多いです。
いずれにしても、いたずらに心配されずに、通常と同じような虫歯にさせない予防対策が必要です。


