むし歯 / 予防歯科 /
- Q
- 初期虫歯は見てわかるのものですか?
- A
-
初期虫歯はわかるものは簡単にわかりますので、ご紹介いたします。
用意する物は自分の口の中が見える鏡があればよいです。100均などで売っている物で十分です。
チェックするポイント
歯の色:虫歯は黒いと思うかもしれませんが、ある程度進行しないと黒くはなりません。初期は歯のエナメル質の光沢が失われて乳白色に見えますから、周りの歯の色と違っている場合は注意が必要です。
歯の付着物:歯と歯ぐきの境目をつまようじで軽くなぞってみたとき、白くネバネバしたものがついていれば、プラークの磨き残しがあるということです。プラークは食べかすではなく細菌の塊で、これが歯に付着していると虫歯や歯周病のリスクが高まります。
歯と歯の間:デンタルフロスを使ったときに「フロスが歯にひっかかる、切れる」といったことがあれば、歯と歯の接触面に穴があいている可能性もあります。
特に気を付けたい場所は?
奥歯のかみ合わせの面の溝:溝が黒かったり、穴があいたりしていませんか?
治療したところの周り:治療で入れた金属の詰め物と歯の間に隙間が出来ていたり、黒くなっている場合は要注意です。中には、詰め物がはずれていることもあります。
歯並びの悪いところ:歯ブラシが届きにくいので、磨き残しが多く虫歯になりやすいところです。
もし気になるようなところがあれば歯科検診を受けましょう。また、一度治療したからもう安心ではなく、治療後も定期的にチェックする様にしましょう。