予防歯科 /
- Q
- 詰め物、かぶせ物の寿命について
- A
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詰め物、かぶせ物の寿命についてですが、最近面白い研究結果を見つけました。
1995年、岡山大学森田先生の論文です。まず、用語の説明をします。
アマルガム充填というのは私が歯科医になった頃にはもうほとんど行われておりませんでした。
ブリッジというのは文字通り橋という意味で、失われた歯の両側を削ってつなぐ治療法です。
2次う蝕というのは詰め物の周りから虫歯になる状態で、それが悪化すると虫歯が神経まで行く歯髄炎という状態になります。
下の表を見ると、どれも大体5年くらいが寿命のようです。歯石などを取ったり、定期健診などを受けていると汚れが強くついているところなどを指導されたり、磨き方を習ったり、小さい段階で処置できたり、メリットはかなりあります。そうすると寿命は延びます。皆さんもかかりつけの歯科医を見つけて定期検診を受けましょう。
また、かぶせ物や詰め物のこと、歯の予防については私が書いた小冊子が院内にありますので是非ご覧になって下さい。