大津京おおくぼ歯科医院では「歯」に関する様々な情報・ご質問を随時更新しております。

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2024.10.21

セミナーーーーーーー!

こんにちは^ ^

9/22、23の2日間でSRPのセミナーに参加させていただきました!!!!

前回は『テクニカルベーシックコース』でしたが今回はレベルアップした『テクニカルミドルコース』でした!

SRP(スケーリング・ルートプレーニング):歯周病治療において歯周ポケット内の歯石やバイオフィルム(細菌の集合体)を除去するための非外科的な処置

1日目はグレーシーキュレットについてのおさらいとminiキュレットの使い方と特徴、ユニバーサルキュレットの使い方と特徴、そしてファントム実習と盛りだくさんでした!

グレーシーキュレットは刃先からポケット底まで挿入します。シャンクが歯から離れると歯肉を開いてしまい、刃先も歯面から離れてしまうのでしっかりシャンクを近づけることが大切です。

今回のセミナーではminiキュレットの1/2を使用しました。miniキュレットの特徴はシャンクが長く、ブレードが短いのが特徴です。

長いブレードは主に隣接面に使用して刃先をメインに使用します。短いブレードは隅角部、頬舌側に使用し、かかとのカーブをメインに使用します。

上顎前歯部口蓋側や下顎前歯頬舌側に使用します。グレーシー5/6ではかかとが余って入りませんが、mini1/2はブレードが小さいので、かかとが余らず挿入できます。

シャンクを歯面に近づけることでかかとが歯面に近づきます。この原理はグレーシーキュレットと一緒です。

ストロークは刃先を回しながら引き上げるイメージのローテーションストロークを教えていただきました。

セミナー中は各テーブルに一人先生がついてくださり、一人一人しっかり見て指導してくださいました。

顎模型で実際にローテーションストロークを練習していた時に「指の力抜けていい感じに動かせてる」と言っていただけたので嬉しかったです!

次はユニバーサルキュレットについて学びました。

グレーシーキュレットは片刃ですが、ユニバーサルキュレットは両刃が特徴です。

両刃なのでグレーシーキュレットよりも歯肉を傷つけてしまう可能性が高いので適切に使うことが大切です。

まずユニバーサルキュレットのシャープニングについて学びました。第一シャンクを垂直に立ててストーンを10〜20°倒します。動きはグレーシーキュレットと一緒でした。

そしてテスティングはハンドルをテスト棒と平行にしてかかとのカーブを合わせます。

SRPにおいてシャープニングはとても大切なのでしっかり練習しました!

ユニバーサルキュレットの顎模型を使った実習は2日目に重点的に行いました。

ユニバーサルキュレットも2種類使用しました。『Colunbia13/14』と『MN-mini』です。2つの違いはブレードの長さです。

MN-miniの方が短いので小さなカーブに適しています。

ユニバーサルキュレットのストローク(歯石を取る時)中心方向へのストロークと放射線方向へのストロークを学びました。

放射線方向へのストロークがとても難しくて先生にしっかり教えてもらいながら頑張りました。まだ苦手意識があるのでしっかり練習しようと思います。

基本的にユニバーサルキュレットはハンドルが歯軸の延長線上に無いといけません。ハンドルが倒れてしまうとシャンクが離れてかかとのカーブが適合せず、エッジを見失ってしまいます。

ファントムで実習している時に何度もエッジを見失ってしまうことがあり、落ち着いてスケーラーの位置を確認するとハンドルが離れていました。

しっかりハンドル歯軸の延長線上を意識して行おうと思います。

2日間でとてもハードでしたが、今回のミドルコースは泊まりで行ったので、1日目のプチ復習をしっかりできたプラスしっかり睡眠時間も確保できたので集中してセミナーに参加できました!

しっかり学んだことを臨床でも活かせるように練習します!

院長参加させていただきありがとうございます!

最後まで読んでくださりありがとうございます(╹◡╹)