大津京おおくぼ歯科医院では「歯」に関する様々な情報・ご質問を随時更新しております。

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2023.05.26

セミナー

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こんにちは!

今回はレントゲンの読み方とプロービングのセミナーに参加させていただきました!

午前中がレントゲンの読み方セミナーで午後からプロービングセミナーでした!

レントゲン写真で何がわかるのか基礎を学びました!

レントゲン写真でわかることは、『歯周病の進行』『虫歯』『咬合性外傷』が分かります!

レントゲン写真は骨や歯は白っぽく写り、神経や歯根膜腔は黒っぽく写ります。

レントゲン写真で骨の位置や歯根の形態がわかるので歯周病の進行度合いを知ることができます。初診で来院された患者さんには必ずレントゲン写真を撮影させていただいて、歯周病の進行度合いや歯根の形態など確認させていただいています。

歯石の付着状態も見ることができるので歯周病治療にとても重要になってきます。

レントゲン写真では虫歯の有無も分かります!詰め物や被せ物の下が虫歯になる二次カリエスや隣接面カリエスを見つけることができます。

上の2つは学生の頃に学校でも学びました。

咬合性外傷については、新たに学んだことなのでしっかり復習して活かしたいと思います!

レントゲン写真をみて咬合性外傷の有無が分かることを初めて学びました。咬合性外傷があると一本の歯に力が掛かってしまい歯根膜腔が拡大してきたり、歯根が折れてしまったりします。歯根膜腔は黒っぽく写るので注意深く見る必要があると思いました。

レントゲン写真を見て患者さんの口腔内、口腔習癖を予測することがとても重要だと学びました。

レントゲン写真を見て左側で噛む癖がある方など分かる!と教えていただき、骨の形や歯根膜腔の形などから推測できることを学びました!

学んだことをしっかり活かし、患者さんに分かりやすくレントゲン写真から読み取れるたくさんのことを説明できるようにしないといけないと改めて思いました!

少しお昼休憩を挟み午後からはプロービングセミナーでした!

プロービングでは座学と実習がありました。

プロービングは検診の時に初めにさせていただいている歯周病の検査のことです。

プロービングでは、触診と計測を分けることが大切だと話されていました!

触診は歯石の探知や歯根の形態、分岐部の形態の把握などです。

計測は歯周ポケットの深さ、歯肉退縮の量を測定します。

学校でプロービング圧は20グラムと習いました!測りにプローべを乗せ力のかけ具合などを実習しました。でも20グラムでプローブを歯肉溝に挿入してしまうと歯茎が付着しているところまでプローブが到達してしまうと学びました。なのでプロービング圧は0グラム!挿入するだけと学びました。

もう一つプロービングにおいて重要なことが、プローブの先を歯面から離さないことです。プローブの先を歯面から離さないためにはプローブの先をしっかり根尖に向けないといけないです。プローブの先が歯面から離れてしまうとお痛みを与える原因になってしまうためです。

実習の時間に実際に自分の口でプロービングする時間があったのでプローブの先をポケットに入れた状態で歯面から離してみました。

とても痛く不快でした。患者さんに不快な気持ちにさせないためにも歯面に沿わせたプロービングしようと改めて思いました。

他にも実習の時間には、おはじきを使ってプローブの先で立体感を感じたり、粗さの異なるやすりをプローブの先で触り粗い順に並べるなど触診の練習をしました!

指先で感じる感覚を大切にプロービングしようと思いました。

今回学んだことをしっかり活かせるようにもう一度復習して、練習して患者さんの検診をさせていただこうと思いました!

院長参加させていただきありがとうございます!

最後まで読んでくださりありがとうございます(╹◡╹)