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2021.08.19

かみ合わせのセミナー

今回は、かみ合わせについてのwebセミナーに参加してきました!☀️☀️☀️
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すごくわかりやすかったし
内容も盛りだくさんだったので
ちょいと長くなるかと思いますがお付き合いください😛
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それではさっそく🐶
まず歯質損耗とは、虫歯によらない歯質表層の損失のことを言います。
これは、ライススタイルに大きく影響される多因子性疾患です。
虫歯以外にも歯が削れたりイタミにつながるような原因があるので😇
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1996年の研究では、(私が生まれる前の研究ですが、、😂)98.9%の人が罹患しているという結果もあります。今ではライススタイル、食生活が変わっているためこの数値は変わるかと思いますが、すごい数字ですよね🤭
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細かく見てみると、
4つの兆候があるとされています!!
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1つ目は、
酸蝕です。
酸蝕とは、酸によって生じる歯の化学的な損耗。
特徴としては、歯が黄色へ変色したり、
歯にカップ状の凹みができたりします。
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気をつけるポイントは、
酸っぱいものを飲食する頻度、摂取方法、温度、時間が重要になってきます!
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原因について
内因性のものでいうと、
習慣的な過食嘔吐
(週一の嘔吐でリスクは31倍に)
胃逆流性食道炎
口が乾燥するような常用薬 など
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外因性のものでいうと、
酸性飲料水の多量摂取が挙げられます。
(コーラなどの炭酸飲料、お酢など)
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2つ目は、
咬耗です。
咬耗とは、歯と歯の接触によって生じる歯の物理的な損耗のこと。
特徴としては、
歯の咬合のライン(ファセット)が一致している噛み合わせの面が真っ平らになっている
歯および修復物が割れたり頻繁にダツリするなどが挙げられます。
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咬耗の中には、ブラキシズムといわれるものもあり、睡眠時に起こるのを歯ぎしりと言ったりします。
寝ている時の予防法は、
ナイトガードの使用です。
目的は、就寝時の歯の接触を防ぐ、
起床時の顎関節のイタミ、症状を和らげるなどがあります。
起きている時は、行動療法が必要です。
自分で意識的に噛み締めない、歯と歯の隙間をあけ、なるべく接触する時間を少なくすることで改善されていきます。
人によっては、仕事中に必ず噛み締めるなど原因となるタイミングが分かっておられる場合は、
そのタイミングにマウスピースをつけてもらったりすることもあります🙋‍♀️
歯ぎしりと言ってもギリギリ音がなるだけでなく、無意識に強く噛み締めているなども含まれるため普段は気づきにくいと思います。
なのでぜひ一度普段の生活を見直してみたり、
少し意識をするだけで変わっていきますので
まずは、自分が噛み締めていないかなど意識してみても良いかと思います。
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文字ばっかりですいません😂
webセミナーのため資料が手元にないので
このように見にくいものになってしまいました😂
まだまだ続きますが、一旦この辺で😛
次回はまたこの続きを🐶🐶