2021.01.19
小児への歯磨き指導のセミナーを受けました。
こんにちはー!
今回は小児への歯磨き指導のセミナー(web)を受けたので
お話ししていこうと思います
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今回は年齢別に細かく教えて頂いたことがたくさんあるので長くな
早速内容の方に移りますね
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ではまず年齢別で
ここからごちゃごちゃしますがご了承下さい
それではースタート
○ 3〜5歳(保育園、幼稚園)
この時期になると子供の歯は全部揃っています!
↑星がついている歯が生えてきます!(乳歯)
自我の発達や友達の付き合いなどで
おやつ(間食)のコントロールも大切になっていきます!
虫歯が多発する時期でもあります
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☆指導ポイント!
1.まず仕上げ磨きの有無を聞きます
もし無ければ毎日して頂くように伝え、
出来ればフロスも使って頂くようにお伝えしま
す。フロスは一日一回(寝る前)だけで良いで
す!寝るときには1日の汚れを全て落としてから寝るのが一番良いです。
2.間食指導
だらだら食べはしていないか
あまいものを頻繁に摂取していないか
(ジュースも含みます)
この2つを聞きます。
間食は時間を決めて摂るようにしてもらい、
お口の中にずっと甘いもの(食べ物)
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○6〜7歳(小1小2)
↑お花がついている所が生えてきます!
この時期は第一大臼歯萌出時期になります!
※第一大臼歯とは6歳臼歯のことです。
(前から6番目の歯)
生えたての歯は歯の質が弱いです。
また顎の成長と歯の大きさのバランスなどから将来の歯並びが見え
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☆指導ポイント!
1.6歳臼歯を徹底的に守るよう伝えます
まず子どもさん本人に永久歯の重要性について
説明し、フッ素やシーラントなどを活用します。
※シーラントとは、
磨きやすくするための予防処置です。
埋めることで汚れは残りにくくなりますが、
ダツリしていれば逆に虫歯のリスクは上がってしまうこともあるの
2.フロス使用の練習開始
ハンドル付きのものから使ってもらい、
比較的簡単な下の歯の前歯から慣れてもらいます!
3.仕上げ磨きはまだまだ必要です
指先が器用になってくるものの、
やはりまだまだ一人では磨き残しがあります。
歯ブラシは仕上げ用と本人用は分けてもらい、
時間がないときは、、
6歳臼歯がきちんと磨けているかの確認と
フロスのみのフォローでも良いです️
理想は毎日寝る前に仕上げ磨きはして頂きたい
です!
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○8〜11歳(小3.4.5)
↑星がついている歯が生え変わります!
この時期は、混合歯列期に入り
生え変わりも最終段階になっていきます。
歯並び.噛み合わせの確認も大切です。
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☆指導ポイント!
1.汚れはどこに着いているのか
本人に鏡を見てもらいながら一緒に確認
・普段の磨き方
・いつも汚れが残っている所はないか
・フロスは使えているか
・習い事などの生活習慣について聞く
など
理想を押し付けても磨いて貰わなければ意味が
ないので、まずは出来そうな所から始め、
毎回の検診ごとに課題を増やして行くようにします
癖を治すのは大人でも難しいので時間はかかりますが、、根気強く!!
2.何回伝えても改善しない場合は、保護者に伝え
確認してもらったり、口臭についての説明を
3.歯肉炎について
なぜ歯茎が腫れるのかを説明して
歯磨きの大切さを伝えます!
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○12歳〜(小6.中1〜)
↑星がついている歯が生えてきます!
一番奥の歯(何もついていない歯)は親知らずです。
この時期は第二大臼歯萌出時期になります!
一番奥の歯(親知らずを除く)
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☆指導ポイント!
1.思春期性歯肉炎について
思春期に入るとホルモンバランスの乱れや、
生活の変化により、歯肉の腫れ、出血などを症 状とした歯肉炎が増えていきます。
(もちろん磨き残しが多ければそのリスクも
高くなります。)
セルスケアで改善できる為、
磨き方の指導はとても大切になっていきます。
2.第二大臼歯(7番目の歯)の磨き方について
生えたての歯はまだ背が低い為
歯ブラシの当て方に注意が必要です
横から突っ込み磨きをし、汚れが残らないよう
に気をつけてもらいます!
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今回は年齢別に説明させて頂きました!
まだまだ長く続きそうなので続きは次回にしようと思います!
写真も少なくごちゃごちゃしてしまいましたが
最後までお付き合いありがとうございました
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今回もセミナーに参加させて頂き
院長ありがとうございました♀️
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ではこの辺で