大津京おおくぼ歯科医院では「歯」に関する様々な情報・ご質問を随時更新しております。

　私も拝見している内容からすると睡眠時無呼吸症候群と思います。当院でも睡眠時無呼吸症候群の治療にスリープスプリント療法（すごく簡単に言うとマウスピースをはめてもらって寝る）を行っております。

　マウスピースをはめると睡眠時に気道が閉鎖しにくくなり、スムーズな呼吸を得やすくなります。?効果としてイビキの音緩和、スッキリした起床、昼間の眠気の改善がみられます。

　治療の流れとしては呼吸器内科や耳鼻咽喉科などで検査を受けられて、「睡眠時無呼吸症候群」と診断されることが必要です。その程度によって、スリープスプリントがよいか別の治療法が良いか決められます。スリープスプリント治療の対象は割合軽症の方に属します。スリープスプリント治療を希望される方は、検査を受けた医院で、歯科医院への紹介状を書いてもらうと良いと思います。

　睡眠呼吸障害といっても、軽症ないびきだけをかいているものから、命にかかわるような重症の患者さんもいます。スリープスプリント療法は、通常使い続けることになります。

　閉塞型睡眠時無呼吸症の疑いがある方は、呼吸器内科、耳鼻咽喉科の先生に睡眠検査をおねがいして、よく担当の先生とご相談なさってからスリープスプリント療法を進めることをお勧めいたします。

なお、作製にあたっては歯型をとることから、虫歯の治療が終わっていることが前提となります。