大津京おおくぼ歯科医院では「歯」に関する様々な情報・ご質問を随時更新しております。

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よくある質問

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予防歯科 /

Q
歯周病といわれました。ほっておくとどのようになるのでしょうか?
A

歯周病の多くが以前は歯槽膿漏といわれていました。これは「歯槽(歯ぐき)から膿が漏れる」といった症状です。
この病気にかかってしまうと、歯がぐらつき歯ぐきから膿が出てきます。
そのうちぐらついた歯が抜け落ちてしまうという恐ろしい病気です。
また、1本にとどまらず口の中全体に広がっていきます。

歯周病の進行は

① ポケットに歯垢
歯みがきなどを怠ると、ポケットに歯垢がたまります。
※ポケット…歯ぐきと歯の間の1mmくらいのすき間のこと。

②歯肉が炎症
歯ぐきが赤く腫れ、かじったときなどに血が出ます。そこから膿が出て口臭を感じる場合があります。

③骨が溶ける
歯根を支えている歯槽骨・歯根膜が溶けてきます。口臭もあり、歯が浮いた感じがします。強くかむと痛みを伴い、歯がぐらついてきます。

④歯がぐらつく
歯槽骨がほとんど溶けてしまいます。歯根が露出し、歯のぐらつきがますますひどくなり、硬いものは食べられません。

歯周病は主に歯ぐきと歯の間のブラッシングがきちんと出来ていないのが原因となります。初期の歯周病にはむし歯のような激しい痛みはないので、気づかないうちに症状が悪化してしまうことが多いので、定期的に検診を受けましょう。