その他 / 予防歯科 /
- Q
- コロナウィルス対策(歯科編その3)
- A
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今年はじめから、世界中で新型コロナウイルスの流⾏により暮らしにくい世の 中へと⼀層なっていきました。 みなさんも各⾃で予防に努めている事だと思います。
⻭科医院にも外に出る のが危ないからしばらくキャンセルしようかなとお考えのかたもいらっしゃ ると思います。 しかし、こんな今だからこそ⼝腔ケアはが重要であることを書いてみたいと思います。
⼝腔ケアを⾏うことによってインフルエンザなどの感染症の予防 になることは明確になっています、そして新型コロナウイルスも ⼝腔ケアにより予防や重症化の軽減へ効果がある可能性が⾼いと 日本歯科医学会から報告が上がってきています。これは前回記載したものです。新型コロナウィルス感染症について。
新型コロナウイルスに感染する流れとして、特定の糖たんぱく 質が働き、細胞に侵⼊してきます。その時特定のタンパク質の ⼿助けをするのが⻭周病菌のジンジバリス菌です。 という事はこの⻭周病菌を減少させる事で新型コロナウイルス の予防になるのです。
では、どうしたら歯周病菌を減少させられるかというと、⻭科医師、⻭ 科衛⽣⼠による⼝腔ケア(⻭周治療)です。 また⼝腔ケアにより、唾液分泌が促進され唾液に含まれる成分の働きとして 抗ウイルス作⽤があり、これも予防の働きとして期待ができます。
⼝腔ケアは感染予防以外にも コロナウイルスの重篤化に最も関係のある、細菌性肺炎の予防 外出禁⽌などにより⾼齢者の脳への刺激が減少し、認知 症が進⾏することがあります。⼝腔ケアにより⼝腔 内を刺激することにより、脳への刺激に繋がります。 感染予防のために、口腔ケアを含めた⻭周治療を受けることは有効です。