予防歯科 / 歯周病 /
- Q
- 歯磨きはどのくらいの力で磨けば良いでしょうか?
- A
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歯みがきのときに気をつけなくてはいけないのが、ブラッシングのときの強さです。
ブラッシング圧というものですが、自分で歯みがきをしているときでもついつい力を入れ過ぎてしまうことがあります。
適切なブラッシング圧は、その人の口腔状態によっても異なります。
歯ぐきが炎症を起こしている人などの場合は、とりわけやさしくブラッシングする必要があります。歯ブラシをお使いの際、つい力を入れてしまっていませんか?
適当なブラッシング圧は100~200g程度の力です。新しくおろした歯ブラシの毛先が2~3週間で広がるようでしたら力の入れ過ぎと考えられます。一度、ご家庭にある調理用の計りで実験してみると良いでしょう。
ところで、もっと簡単な方法はないのでしょうか?
一つの目安ですが、歯ブラシを爪に当てたときに、爪全体の色が白く変わるくらいが適正なブラッシング圧です。
どうしても力が入る場合は、歯ブラシの持ち方をペングリップ(鉛筆のように持つ方法)にしましょう。
手首を使って軽やかにブラシを動かすと力のコントロールがしやすく、より細やかな磨き方ができます。