大津京おおくぼ歯科医院では「歯」に関する様々な情報・ご質問を随時更新しております。

よくある質問イメージ

よくある質問

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口腔外科 /

Q
口腔外科(こうくうげか)というのはどんな病気を扱うのですか?
A

口腔外科は簡単にいうと口の中にもできものが出来たり、細菌が原因で化膿する病気があります。そのような病気に対して治療を行う領域です。

また、顎関節症なども含まれます。さらに口の中には、特に舌、頬、歯茎などにさまざまな粘膜疾患が出現します。 その診断には、豊富な経験と知識が必要です。とくに悪性腫瘍の場合、発見から治療にいたるまでの期間が、その後の治療に大きく影響します。

当院では、日本口腔外科学会認定口腔外科専門医が的確な診断に努めるとともに、早期発見・早期治療をめざします。症状によっては入院による治療が必要になる場合があります。その際は京都大学をはじめとした連携医療機関を紹介いたします。そして、退院後は当院でもフォローアップさせて頂きます。

また、高血圧症や糖尿病といった持病をお持ちの方も多いと思います。病院の歯科で治療することが推奨されることも多いのですが、当院で治療が可能と診断した場合は、通院中の主治医の先生と密に連絡を取りながらできるだけ当院で治療を行いたいと思っています。初診の方は、服用中のお薬や、現在治療中のご病気のことをお伝えください。

口腔外科専門医についてですが、日本口腔外科学会のホームページによりますと、

口腔外科専門医の取得のためには、歯科医師(医師)免許取得後、初期臨床研修を修了してから6年以上、学会認定の研修施設(准研修施設)に所属し、口腔外科に係わる診療と学術的活動に従事して一定以上の実績を有することが必要条件となります。

口腔外科専門医の資格は、①申請書類審査、②筆記試験・口頭試問、③手術実地審査の3段階を経て認定されます。特に、手術実地審査は、試験官が申請者の口腔外科手術を実際に見学し、その手術能力を判定するものです。

また、専門医の資格は5年ごとに更新する義務があり、期間内に一定の研修実績を上げることが必須となっています。口腔外科専門医は、資格取得後も継続的に学識を高め、診療技能の向上に励むことが求められている訳です。

「医師や歯科医師の専門性に関する資格(専門医)」の広告は、医療法により規制されています。また、広告の方法も、医療広告ガイドラインや医療機関ホームページガイドラインによって、適正に行われるよう指導されています。

本学会認定「口腔外科専門医」の広告は、平成15年11月から認められております。このホームページ内にも「あなたの街の口腔外科専門医」として、リストアップされていますので、何かお困りの際には是非お役立てください。

なお、一般歯科診療施設が標榜する診療科の名称として、「歯科口腔外科」が認められていますが、必ずしも口腔外科専門医や認定医が担当している訳ではありません。

ということです。

滋賀県においては、開業医の先生ではわずか4名のみです。さらに当院では、口腔外科の疑問点がわかる小冊子も作成しております。