大津京おおくぼ歯科医院では「歯」に関する様々な情報・ご質問を随時更新しております。

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よくある質問

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むし歯 / 予防歯科 /

Q
虫歯菌は子供に移ると聞きました。誤って箸などを通じて子供の口に自分の唾液が入ってしまったらどのように対処すればいいのでしょうか?
A

 虫歯菌は確かに移りますが、そんなに神経質にならなくて良いかと思います。もし、対処法というなら、歯磨きしていただければ良いかと思います。しかし、そのために、赤ちゃんとのスキンシップを避けてしまう方や、子育てがやりにくくなってしまっている方もいらっしゃいます。スキンシップはお子さんの発育に非常に大切なことであるということを忘れないでください。

 次に感染しやすい時期ですが、1歳7ヶ月から2歳7ヶ月ころが虫歯菌に感染しやすいと言われています。この時期に感染しなければ絶対に虫歯にならないというわけではないですが、3歳までに感染しなければ乳歯の虫歯は激減します。永久歯に関しては、6歳頃、12歳頃がむし歯になりやすいです。それは大臼歯と言われる奥歯が生える時期で、生えてきたばかりの永久歯は虫歯菌に対して抵抗力が弱いからです。

 基本的にむし歯の予防には、飲食回数と時間の注意、すなわちよい食生活に関する生活リズムがついていること、きちんと歯磨きができていることが重要です。したがって、ダラダラと飲食をしないこと、小学校卒業までは保護者による仕上げ磨きをすることがとても重要です。

 さらに定期的な歯科受診によってプロフェッショナルケアおよび予防処置を受けることも有効です。このことは大人になっても変わらず重要です。