口腔外科 /
- Q
- 頬の内側奥に白い線状の口内炎の様なものががありますが、何でしょうか?
- A
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ほっぺたの内側を見ると、咬み合わせた上下の歯の線に沿って、多少の隆起を伴った白いすじが、見られることがあります。白線といって、頬粘膜を慢性的に上下臼歯部において咬んでいる人に多く見られるもので、白いみみず腫れのように見えるものです。
原因には咬頬癖、頬吸引癖、噛みしめ、くいしばり、などが考えられています。夜間無意識にかんでいる人も多いのです。普通の頬粘膜圧痕(頬粘膜の白線)は、特に治療の必要はありません。ご安心ください。
ただし、頬咬癖の場合はマウスピースを装着して様子をみる場合があります。いろいろなストレスが関係していると考えられています。