大津京おおくぼ歯科医院では「歯」に関する様々な情報・ご質問を随時更新しております。

よくある質問イメージ

よくある質問

よくある質問イメージ

その他 / 予防歯科 /

Q
歯医者で先生に息子が「口呼吸(こうこきゅう)だから、色々問題が起こるから止めるように」といわれました。その後質問しても要領を得ないので質問させていただきました。
A

 最近女性誌でも取り上げていますね。口呼吸というのは文字通り口で呼吸するという状況です。しかし、本来人間は鼻で呼吸するようにできています。鼻の粘膜は粘液に覆われているため、空気中のゴミやほこりは粘液で絡め取られますし、粘液の水分のおかげで息が湿ってのどや気管支の乾燥を防ぐ働きもあります。つまり鼻は優秀な加湿器・空気清浄機なのです。喘息や花粉症の患者さんに口呼吸が多い様です。口の中が乾いてしまうことによって、むし歯や口臭を招くとされています。また、インフルエンザや風邪を引きやすくなったりもします。美容領域では鼻呼吸ができている人は口がしっかり閉じていられる筋力があるので、口の周りのしわやたるみが起こりにくいのですが、口呼吸では表情筋を使う頻度が減ります。筋肉は使わないと衰えるので、目の周りのたるみ、小じわも増えていいきます。口呼吸に人にはいびきをかく人が多いので、鼻呼吸になるといびきをかくことが減り、睡眠の質がアップします。

 *自分は口呼吸でないと思っている人も多いですが、つぎのような方は要注意です。

いびきをかく、口が無意識のうちに半開きになる、朝起きたら喉が痛い、いびき歯ぎしりをする、唇が乾く、口を閉じるとあごに梅干し状の人、口臭がする人です。

 鼻で呼吸することに関してはみらいクリニックの今井一彰先生が提唱されたあいうべ体操がよいです。これはなんと言っても簡単です。一度チャレンジしてくださいhttps://mirai-iryou.com/mc_aiube.html。特に成長期を迎えるお子さんにはとても良いです。