口腔外科 /
- Q
- 歯ぎしりしてないですけれど、歯医者でしていると言われます。
- A
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私も同じことを患者さんに言われたことあります。
歯ぎしりは癖のようにとらえがちですが、習慣化してしまうと歯やあごへのダメージが大きくなる可能性があります。
また、歯ぎしりによって歯がすり減ってしまったり、歯ぐきがダメージを受けたり、顎関節症になってしまったりすることがあります。
実は歯ぎしりには3つのタイプがあります。ここで重要なのが、音のならない歯ぎしりもあると言うことです。
まずは、歯を強くこすり合わせてキリキリと音がするものを「グラインディング」と言います。
歯ぎしりというと、これをイメージする人が多いのではないでしょうか。2つ目が歯を強く噛みしめる「クレンチング」というものです。朝起きたときに歯や顎が痛んだり、
強ばっていたりするようならクレンチングの可能性があります。これは音が鳴りません。3つ目が歯をカチカチと噛み合わせる「タッピング」というものです。
歯ぎしりに関してはマウスピースを装着することで、歯やあごを守ることが出来ますので、歯科医に相談してみてください。