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- Q
- オーラルフレイルとはどんな状態なのですか?
- A
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オーラルフレイル最近歯科業界では注目されている言葉です。日本語に訳すと口の中の衰えという感じです。オーラルフレイルはまだまだ新しい概念ですから、評価基準が確立されているわけではありません。
オーラルフレイルは、滑舌低下、食べこぼし、わずかなむせ、かめない食品が増えるなどのささいな口腔機能の低下から始まります。ちょうど健康と機能障害との中間にあり、可逆的であることが大きな特徴の一つです。つまり早めに気づき適切な対応をすることでより健康に近づきます。
今回は、いくつかある評価方法の1つとして、難しい検査などを行わずにチェックできる方法を紹介します。
1、左右の奥歯でしっかりと噛めない。
2、噛むと痛んだり不快感がある。
3、食べこぼしがある。
4、むせやすい。
5、口が乾燥しやすい。
6、滑舌が悪くなっている。
これらの項目に当てはまるものがあるなら、オーラルフレイルの状態になっていると考えられます。口腔ケアや口腔リハビリに取り組んで改善していきましょう。