大津京おおくぼ歯科医院では「歯」に関する様々な情報・ご質問を随時更新しております。

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よくある質問

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むし歯 / 予防歯科 /

Q
先日歯医者で治療を受けたのに、検診で虫歯があると言われました。一体どうなっているのでしょうか?
A

今の時期は就学時検診の時期ですね。

春は学校検診があります。私もこのようなこと経験あります。それは、検診する学校歯科医の立場と治療するかかりつけ歯科医の場合両方の立場があります。

そこで、私なりの考えを書いてみたいと思います。

まずは学校歯科医の立場からです。検診を行う環境は、ご存じかもしれませんが、保健室や会議室の一角を使って椅子に座らせて行います。また、短時間で多くのお子さんを診ていかなければなりません。また、この子は今通院中やかかりつけの歯科があるという情報もありません。ということから検診の判断は厳しめになります。レントゲンもないですから、怪しいところがあれば受診を勧める必要があるからです。

次はかかりつけ歯科医の立場からです。当院の様な定期管理型の医院では、継続してこられている方がほとんどです。各お子さんの歯磨きの状況、おやつの取り方などある程度理解しています。そのため、初期虫歯でも歯磨きを頑張っている子、おやつにも気を付けている子には、治療せず経過を見ていくことが多いです。結果的にはその状態でとどまっている子が多いです。つまり、治療をしないで済んでいると言うことです。治療した歯は虫歯になりやすくなります。できることならあまり削りたくないのが、私の気持ちです。少なくとも定期的に来て頂くと治療する歯の本数は大幅に減ります。

お子さんの歯を管理してあげることは、ご両親の大事な仕事だと思います。土曜日、みんなで検診に来られる意識の高いご家族も結構おられます。数ヶ月に一度のことです。みんなで検診受けて、イオンでお買い物(ランチ)も素敵な休日の過ごし方だと思います。